④ 名水と焼き入れ


製刀の過程で、土と並んで重要視されるのは「水」です。

刀身に土を塗って焼いた後に水で急冷する「焼き入れ」の一瞬で、刀の「善し悪し」が決まるとされるからです。

よって、三条宗近が名刀をつくるために用いた「名水」と伝承される井戸が粟田付近にいくつか遺っています。

宗近が用いたとされる「小鍛冶井」(知恩院三門前)