⑭ 彌弌と粟田焼


楠部彌弌は粟田焼の復興に努めた「昭和の巨匠」です。

彌弌は粟田の作陶家に生まれ、多彩な作品をつくり、色土による彩りを帯びた独自の「彩埏」を編み出し、その優美な作風で知られます。

岡崎神宮道に石碑があり、旧粟田小に寄贈された作品を当ギャラリーに隣接する「東山ホテル東急」に展示しています。

左:黒釉牡丹唐草文花瓶/彌弌作(東山ホテル東急のロビーに展示)
右:彩埏「清晨」花瓶/彌弌作(京都国立近代美術館蔵)