① 刀の生産地


我が国特有の日本刀が完成するのは平安期です

平安京を興した桓武帝は、蝦夷征討のため刀の生産を促し、京都で培われた製作手法は「山城伝」とされます。

とくに東国(蝦夷)の玄関口となる「粟田」では製刀の先進地となります。

そして、平安期に登場した 「三条宗近」は、伝説的名工として粟田の地に多くの伝承を残しています。

粟田神社内の鍛冶神社 「三条宗近」が祭神